ioft2018 を見ての気づき・感想
今年もメガネの展示会ioftを見てきました。
アジア最大級のメガネの展示会 - IOFT 国際メガネ展 - |リード エグジビション ジャパン
2017の記事はこちら⇨ http://ur0.work/MPey
私は商品ではなく、会場の雰囲気、ブースのデザイン、メガネの展
会場の雰囲気は、ここ数年で1番賑やかで勢いがあったのではない
売り上げも上向いている雰囲気を感じますし、これからですね!
ブースのデザインは、例年以上に外国((ヨーロッパ)のブースに
僕のお客さんは、ここの部分(データ作成)をケチり チラシ屋や僕についでにやらせるので こんなに印象的にはならないです。お金を払う概念が芽生えればやりたいんですが、何度言ってもわかってくれないです。考えを変えるのは本当に難しいです。
日本メーカーの場は、白黒モノトーンで商品の性能、品質の良さを
ワクワクはしませんが、商品の良さは伝わりました。展示会だから。うーむ
通路挟んで対比がわかりやすかたので、撮影してみました。
その中でも、TOKAIルティーナさんの、映像と音楽と文字でき
映像を外(路上)に向けての表現は、ありですね。美容室でも使えるアイデアだと。
ルティーナ | メガネレンズ|世界を美しくする、最新眼鏡レンズ専門メーカー 東海光学株式会社
中国韓国はパネルがドヤッと貼ってあり、店員さんは携帯を眺めて
写真も撮ってないですね...
売れない...売れない...と相談をされるのですが、昔の売り方から変わってきてないのも原因の一部なのではと思います。
VMD(お客様にとって見やすく買いやすい視覚的効果の 店づくり)や、SNS、フォトジェニック、人間心理など原因はたくさん有りますね。
一緒に考えていきたい、眼鏡店(メガネ店)の方は、お気軽にご相談ください。
今までの売り方じゃ、値段競争に巻き込まれて終わりですよ。
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都内を中心にメガネ店を作って15年 店舗工務店 株式会社スプートニクス
ioft2017 を見ての気づき・感想IOFT(メガネ展示会)で ニッポンの眼鏡業界が目指すべきビジョンとは? ~業界注目の3社が語る~ を拝聴してきました。
今回はメガネの展示会IOFTにて、業界注目の3社の方々のお話を聞いてきた記事を。
異業種の方でも学べることが多いはずです。
メガネ店を作るのも得意分野で、都内で30件は作っていてチェーン店も何件か担当させてもらっています。
今回は、(株)グローブ スペックス代表取締役の岡田 哲哉、(株)ビームス 取締役副社長 遠藤 恵司、(株)メガネスーパー 代表取締役社長 星﨑 尚彦
といろんな目線の3方のお話を聞いてきました。「敬称略」
http://www.ioft.jp/Concurrent-Events/Seminar/30th/
グローブ スペックス:渋谷と代官山にある、こだわりの詰まったおしゃれな店です。
NYで働いていてショーウインドウを作ることを競い合った経験や、小さな工房のコレクションを日本に紹介していきながら、1988年にグローブスペックスを立ち上げ世界一のメガネ店といわれるとまでなった軌跡を語ってくれました。
①商品をプロデュースする重要性:メディア⇔商品
②楽しさと喜び+安心と信頼=を絶対品質とした新しいメガネ店へ。
③異業種とイベント
④空間作り オーナーメイドのアンティークな店舗 ビンテージ什器。
ランドマーク的な店作り(SYCHEN,MERRY)
⑤コンセプトのあるメガネの販売
⑥地域とのコラボ(クリスマス時期にはデザイン系の学校にコンペをしショーウインドウを作ってもらうよう)
と、新しいことをやり続け、世界一のメガネ店といわれるまでになりました。
迷いもあったが(最初の店舗は一ヶ月間、お客さんが来なかったそうです。)続けていく。信じたことを続けると発展していくと発展していく。
「メガネは楽しいもの」。
ビームス:あの有名なセレクトショップの副社長が裏話を含めいろいろと話してくれました。
店作り:子供を作ることと一緒。今でもopen日の朝の朝礼には必ず顔を出し、社員800名全員の名前を覚えているそうです。
バイイングでは限界が来ているので、オリジナルを作り始めている。
事業計画は立てない。ファッション業界は立てることができない。
物×コト=人(情熱・感性・個性)
ユニクロのような真ん中(MASS)では無く、感性の高いCYBERを狙って商売をしている。(CYBER→INNDVATOR→OPINION→MASS→DISCOUNTER)
利益は出しにくいが、新価値を創作していかなければならない。そのために赤字でもイベントをやり、毎年4億円赤字のBEAMS JAPAN(新宿)を続けてる...と。
もっと話すことがありそうでしたが、時間切れで終了...
ビームス、「株式上場をしない僕たちの本音」 (東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
↑社長の設楽さんのインタビュー見つけました。同じ感じのことを語ってますね。
2008年から赤字が続く。
安売りメガネ店との価格競争をやめ、アイケアを通して付加価値をの方向に。
昨年は8年ぶりに黒字に。キーワード、対話、挑戦、自身、利益。
対話を重視:(店員との、市場との)
挑戦:市場への挑戦、自分への挑戦。
成功は自身となり、失敗は経験となる。
利益とは?:利益とは源泉。
スリープライスチェーンの購入層とは違う世代への積極的なアプローチ。
眼の健康寿命に延命に向けたアイケアサービス。
メガネやとして、アイケアに対する啓蒙運動。伝える。
小売の可能性:無限大。
業界への提言 と。
三者三様な考え方でしたが、結局は「人」なのだなと、改めて感じました。
岡田さんは堅実でおしゃれな印象を。遠藤さんからは人生の商売の楽しさ。星崎さんからは、引っ張っていくことの強さを 特に感じました。
そしてきちんと自分のお店に世界観を表現している・個性を作っている。
メガネ店を今後、設計するときの方向性も見えてきました。もっとブランディングについても提案していきたいです。
普段メガネはかけてないんですが、両店でめがね作りたくなってしまいました。特にメガネスーパーできちんと検眼をしてもらい自分にあったメガネを作ってみたいです。
美容系の方々も、気にかかる点はあったのではないでしょうか?近隣店舗との差異化にむけて、置き換えるといろいろあると思います。
と、いろいろと学べた長い3時間の公演でした。
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